バイアコムと他の著作権保有会社らは、グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ(You Tube)」で同社ビデオクリップを視聴した人物のユーザーIDとインターネットアドレスを非開示とすることに同意した。プライバシーの問題に配慮した。
バイアコムは、グーグルがユーチューブ上にバイアコム動画を無断転載したとして、著作権侵害で最低10億ドルの損害賠償を求めている。バイアコムらは、著作権保護されたビデオがアマチュア投稿動画よりも視聴率が高いかどうかを知るために、それらの情報が必要であると述べていた。米ニューヨーク南部地区連邦地裁のルイスL.スタントン判事は、ユーチューブのユーザーログをバイアコムに全開示するべきであると要請していたが、プライバシー保護論者らからの反発を招いていた。
グーグルは14日晩、ブログ上で「我々は皆さんのプライバシーを守ることに努め、ユーチューブ上で皆さんの働きを共有・配信する権利のために戦い続けます」と述べた。
ユーチューブのデータベースは、ビデオクリップがいつ再生されたかという情報を保存しており、各ビデオを再生したユーザーのユニーク・ログインIDとパソコンのインターネット・プロトコル(IP)アドレスが付与されている。その情報を元に、個人の特定や、その雇用者もしくは居住地の追跡が可能となる。